洗車には必要な道具が複数ありますが、そのなかでシャンプーについてこだわったことはあるでしょうか。シャンプーは洗車をする際にとくに大切なものです。シャンプーのクオリティによって、洗車の洗いあがりは大きく違ってきます。この記事では洗車用シャンプーの必要性や、種類、使い方などについて詳しく解説します。
1.洗車にシャンプーは必要なのか？
まず前提としての争点になる部分としてですが、洗車を行うためにはシャンプーが必要になるのかどうか、という点があります。水洗いでも見た目に見える汚れが取れることもありますが、やはりシャンプーは必要です。水洗いをした際にはホコリや砂といった目に見える汚れは簡単に落とせますが、油汚れのような取れにくい汚れは、シャンプーを使うことによって落ちます。
また、洗車で使われる事の多い機械洗車についても機械での洗車ももちろん良いものではありますが、可能であれば手洗いの洗車も行っていただきたいものです。機械洗車は手軽にどの場所においても洗車ができることが良さになっています。しかしながら機械洗車は傷がついてしまう場合もありますし、細かい部分まで確実に確認しながら洗車することは出来ません。大切な車に傷が入っていないか、変わった所はないか確認しながらきれいにできるので、時間と手間がある際には一度手洗いでの洗車をしてみてください。
2.洗車用シャンプーの種類
人間のシャンプーにも悩み別にさまざまなシャンプーがあるように、洗車用のシャンプーにも目的に応じてさまざまな種類のものがあります。大まかな種類についても解説いたしますので、購入の検討をしている際の参考にしてください。
2-1.通常の洗車用
まずは通常の洗車用シャンプーになります。車のカラーに応じてシャンプーを選択する場合もありますが、洗車専用シャンプーには中性でありどのようなカラーにも対応できるものが販売されています。泡立ちがよく、なおかつ泡が長持ちするものを選ぶことで汚れを浮かして力をかけずに汚れを落とせるでしょう。
2-2.水垢落とし用
水垢を落とすことにとくに重きをおいているシャンプーです。通常の洗車用では落としきれない汚れを落とすために一部研磨剤や界面活性剤を使用しているものがあります。水垢を落とすためにこすりすぎることを軽減できる点が特徴と言えます。
2-3.ワックスシャンプー
ワックスが配合されていることによって汚れを落とすと同時に、光沢を出せるシャンプーとなっています。シャンプーに油脂成分が配合されており、汚れを落としつつ光沢を得られますので、洗車してからワックスがけをしている場合に比べて手間が減らせます。時間がない方にとくに人気のシャンプーとなっていますが、汚れを落とすという面において効果が高くないこともありますので、こすりすぎることで傷つける可能性があることには留意しましょう。
2-4.コーティング専用シャンプー
大切な愛車に汚れや水垢がついてしまうことを防ぐため、コーティングを付けている方向けのシャンプーとなっています。通常のシャンプーや、洗浄力の強いシャンプーを使用することでコーティングがはがれてしまう可能性がありますので、しっかりとコーティングが長続きするために専用のシャンプーを利用することをおすすめします。
3.洗車用シャンプーの使い方
シャンプーを使ってしっかりとした手洗いで洗う際に手順を理解することが必要です。しっかりとした手順で洗車を行って、愛車をきれいな状態にしましょう。
3-1.水で洗い流す
最初にスポンジできれいにすると車を傷つける原因になります。そのためにまずは水で車についた泥や砂などの汚れを落としてください。洗車を行う際にはバケツで水をかけるよりも水道から直接洗浄することがおすすめのため、ホースを使うなどして、なるべく車全体を均等に洗浄できるようにしてください。
3-2.泡づくり
続いて洗車に必要になるシャンプーの泡を作ります。この工程でしっかりとした泡を作ることがよりきれいな仕上がりにつながりますので、泡づくりにも力を入れましょう。シャンプーの原液をバケツの中に最初に入れ、そこから水を入れます。水を入れる際になるべく水圧を高め、バケツ内の原液にまんべんなく水をまぜることで洗車に向いた密度の高い泡ができ上がります。
3-3.ボディ洗い
しっかりと泡ができたら、ボディの洗いに進みます。スポンジに泡を付けてボディを一方向に洗っていきます。この際に汚れを落としたいあまり力を入れて洗ってしまいそうになりますが、力を入れてしまう事には注意してください。力を入れてゴシゴシと洗ってしまうとボディに傷つきかねないので、泡を乗せるだけのようなイメージで洗っていきましょう。
3-4.タイヤ洗い
ボディが洗えましたら、続いてタイヤホイール周辺の洗浄も進めていきます。この際ボディとは異なるスポンジを使って進めてください。タイヤ周辺は汚れも付きやすく、細かい部分も多いので入念に洗うことを念頭に入れて進めていきます。
3-5.拭き上げ
全体の洗浄が終わりましたら水で泡を洗い流し、拭き上げを行います。この際にもなるべくボディに接触を少なく、かつ力を入れずにできるようになるべく大判のクロスを使用することをおすすめします。タイヤ周りとボディとで使用するクロスを分けることも忘れずに注意しましょう。
4.まとめ
今回は洗車に必要になるシャンプーや、シャンプーを使用した洗車の方法について解説をしました。用途に応じて必要になるシャンプーは異なりますし、洗車の手順にも注意するべきポイントもありますので、それぞれ入念に準備を行って進めましょう。「ケーズファクトリー」では洗車に適したシャンプーの中でも選りすぐりのものを販売しております。洗車をこれからされる際にはベストなシャンプーを買いたい際にはオンラインショップをぜひご覧ください。